グローバルものづくり研究所

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  • DX時代のPLM/BOM導入③:疎結合と密結合

    2021/08/16

    コンサルコラム

    システムが疎結合であること(組織・IT):

    これは、DXの文献でよく引き合いに出されるNETFLIXの創業者・CEOのリード・ヘイスティングの言葉の引用なのですが、

    「疎結合なシステムでは、コンポーネント間の相互依存性は低い。土台から変更しなくても、それぞれを修正することが可能な設計になっている。ソフトウェアエンジニアは疎結合を好む。他の部分に影響を与えず、システムの一部を変更できるからだ。

    組織の構造も、コンピュータプログラムと少し似ている。会社組織が密結合になっていると、重要な意思決定はトップが行い、各部門に下ろしていくことになり、それは部門間の相互依存性を高める。」(出典:リード・ヘイスティング,「NO RULES」,日経BP2020P360

    とあります。筆者自身も以前から疎結合は組織の変化やモジュール別に進化の柔軟性があることが理由から好みだったのですが、ベンダー戦略から密結合を目指している場合もあります。DXを目指すシステムでは、組織とシステム疎結合であることを提言します。

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