2021/08/25
コンサルコラム
グローバル標準にフィットしたシステム実装をするために、自社の意向をシステムベンダーに正確に伝えることが大切です。RFP(提案依頼書)は、それをドキュメントとして表現するためのものです。図表は、RFPの作成手順と目次の例を示します。
最初の3つのステップで、自社の今回のプロジェクトの方針や戦略、つまりWHAT(自社として何をやりたいか)をまとめます。システムベンダーには、HOW(それを実現するための最適な方法、システムソリューション、事例、実行計画)を提案してもらいます。
RFP作成前に、要件定義(業務プロセスフローと各プロセスのインプットとアウトプット)をすると、システムベンダーから入手する見積もりの精度は上がります。
最終的に投資対効果をまとめ、会社としてオーソライズし、実行計画の承認を得ます。
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DX時代のPLM/BOM導入:バックナンバー:
①プロジェクトの全体フロー
②DXと従来型ITプロジェクトの違い
③疎結合と密結合
④グローバル標準への準拠
⑤なぜGAP分析が重要か?