グローバルものづくり研究所

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  • DX時代のPLM/BOM導入①:プロジェクトの全体フロー

    2021/08/13

    コンサルコラム

    本コラムでは、弊社がメインでご支援するPLM/BOM導入の進め方について解説していきたいと思います。

    図は、プロジェクトの全体フローを示します。左から順に進めていきますが、要件定義開始からテスト・教育完了まで通常12年を要します。この期間はシステム投資が発生するので、それなりの費用がかかります。したがって、それを通すためのプロジェクトの企画書が必要となります。重要なのは改革コンセプト(今の業務をどう変えるか)と投資対効果です。これを記した企画書をプロジェクト準備と構想企画フェーズで作成し、会社から承認をもらいます。
     

    矢印で示したコンサル参画、SIベンダー参画のタイミングは目安です。コンサルタントは、プロジェクト準備から参画することもあります。また、SIベンダーも要件定義から参画する場合もあります。それはプロジェクトによって、ケースバイケースです。

    弊社が主に支援するのは、通常お客様主体で進める部分、すなわち、プロジェクト準備、構想企画、要件定義、テスト・教育です。システム開発についてはSIベンダーに委託します。もちろんSIベンダーと協力体制を作ることも可能です。

    勘違いしやすいのは、テスト・教育はSIベンダーに協力してもらえますが、お客様が主体で計画・実行・判定しないといけないタスクだということです。そのための社内リソースを確保しておくことも重要です。

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